7月1日(日)
7時/出発・関越道上り 三芳SA
さすがにお疲れモードの抜けないAGBマスターさんでしたが、そこはじょうじさん、zuさんと運転をかわりばんこで新潟に向います。
「あー腹減った! SAで何か食おーぜじょうじさーん!」
「何が食べたいですか?」
「う〜ん、何でもいいやー! じょうじさんは何が好物なん?」
「あ、僕ですか? 僕は最近一日二食で週七日、合計14回食べるくらいラーメンが好きなんですよー」
「ふーん…(だから毎年体内に石が出来るんじゃね?)」
「えっ? 何か言いましたぁ?」
「ううん、なーんにも」
8時/大和パーキングエリア
そこで大和パーキングエリアで朝食を摂ることにした一行。
食すのはもちろんじょうじさんの大好物のラーメンです。注文したのはチャーシューメン、お味の方はどうですか?
「うん、サービスエリアのラーメンにしてはおいしいよ。鶏ガラ、野菜をベースにした化調風味なスープ、中細やや縮れの麺といういたってシンプルなラーメンだけど、個人的にウマいラーメンの基準のひとつだと思っている素材重視の味付けメンマが全体をバランスよく保っていて、そこに抑え目ながら肉の旨味をある程度もつチャーシュー、普通のネギがなんだかいい感じで入っているから、パッと見の彩りもやや乏しいながら…」
あ、もうその辺で結構です。
かえるくんにもお裾分け♪
9時/越後川口サービスエリア
「そうそうじょうじさーん、信濃川を展望できるサービスエリアがあるんだよ〜。寄ってかね?」
「いいですねー。でも今日は泳ぎませんよ?」
朝も早い清清しい空気に、眼前に広がる信濃川の雄大な流れ。ひとしきり心の洗濯をする一行。
「そういえばじょうじさーん、そろそろお腹空いたんじゃね?」
「え、いやさっき食べたばかりですけど…」
「いいっていいって! 俺ら待っててあげるからさー、遠慮せずにラーメン食べなよ!」
「うわー、いいんですか!? じゃあお腹いっぱいだけど、 おばちゃ〜ん、こってりラーメン一つ!」
「こ、こってりなんスか?」
甘いものと肉は別腹。一般に広くそう言われるだけあって、好物のラーメンを軽くペロリとたいらげるじょうじさん。
「実際に好物を目の前にすると、胃が動いてスペースを作るそうなんス。こないだTVでやってったス」
お味の方はどうでしたか?
「スープはトンコツとはいうものの、普通のラーメンスープの元にトンコツの元を混ぜたようなスープで、麺もおそらく普通のラーメンと同じ中細縮れ麺。相性は正直疑問だなぁ…食べ進むに従って、ただでさえ多めに乗った岩のりがスープを吸って、麺より幅を利かせてくる。岩のりが全く合わないとは思わないけど、量はこれの5分の1で充分かな。
また、モツを揚げたものを初めて食べたけど、衣とモツそのものが油を吸い過ぎてて…キツいな」
かえるくんにもお裾分け♪
「モツの揚げ物油ギトギトケロ〜」
9時30分/新潟市内到着
「着いた着いた! あ――――――腹減ったな!せっかく新潟まで来たんだから、美味しいもん食って行こうぜじょうじさん! 」
「そうですね。あ、僕新潟に来たらあれが食べたかったんですよー」
そうです新潟といえばもちろん
みかづきのイタリアン。
「また麺類かよ!」
イタリアンは焼きソバにスパゲッティのソースをかけたような見た目の、焼きソバにスパゲッティのソースをかけたようなお味の新潟では大変ポピュラーなファストフード。
さあお腹もふくれたところでいざビッグスワンへ!
11時30分/東北電力ビッグスワンに到着!
TOPの試合では満車となり帰りの出口渋滞に、ついつい気の短い怠惰屋さんだったらクラクションを鳴らしまくってしまうかもしれないこの駐車場もさすがに今日はがらがら〜。
5月に開催された日テレベレーザの試合では7,889人の観衆を集めたという新潟サポさん。
うぃあーの来襲にさぞかし万を越える人数のアウェイでお出迎えしてくれるだろうと、期待に小さな胸を膨らませたものの、あ、でもトップとアンダーの差はしっかりあるんだからね!
蓋を開けてみれば、同日のサテの試合に人が流れたか、浦和レッズレディース史上遠距離アウェイ戦にて最多の人数を集めたうぃあーさんを含めても3,431人の入り。
ゴール裏だけでなくメイン・バックと開放している為、より一層寂しいスタンドに見えてしまうのも仕方なし。
11時40分/試合開始直前
それではここで改めまして。
Lリーグ第8節・アルビレックス新潟レディース対浦和レッズレディース戦。
東北電力ビッグスワンに
ほうしとう が あらわれた!
※この日は浦和レッズレディース25番、窪田飛鳥選手のお誕生日でした。
おめでとう飛鳥!
※詳細は試合後に!
12時00分/キックオフ直前
遡る事一週間前。日テレベレーザを相手に圧倒的な力の差を見せ付けられ、完膚なきまでに叩き潰されたレディースの選手達。しかし例え泥水をすすりながらもそこから這い上がって行くしかない。新潟は本来のチーム力は劣る相手ではあるものの、ここビッグスワンではベレーザと引き分けた事もあり、ホーム特有の力を感じます。力の差ほど簡単に勝てる相手では無いと言っていいでしょう。
敗戦のショックを引きずらせまいと選手を鼓舞する声に力のこもるサポーター達。
女子の試合だからと言って油断して浦和のゴール裏までやって来る二匹の白鳥。
そんな中、いやそんな中だからこそ、こうして禅を組み瞑想に耽り集中を重ねるじょうじさん。
「慌てない慌てない…一休み一休み…」
「 行くぞッ! 俺たちの力で、俺たちの最高のサポートでチームを勝利に導くんだ!」
「おおースッ!」
「おおケロ!」
いつものように円陣を組み気合を入れ、さあ、試合開始です!
12時5分/キックオフ
ベレーサ戦で負傷でもあったのか、この日は笠嶋・エリ・森本選手をスタメンで起用した浦和。
党首・こず様に加えタッシーまでスタメン落ちとあって、これでもし北本選手にまで不測の何かがあったら日には、『あいつら(法師党)に応援されるとポジションを失う』という悪い噂が流されてしまって幹事長がお婿に行けなくなっちゃいます。
そうですね、久しぶりに高い位置から試合を俯瞰で見れたせいでしょうか、ビッグスワンという大きなハコだったからかもしれませんし、ホームにも関わらず新潟が徹底的に守備を固めてきた鳴尾の采配に嵌ったか、新潟のカウンターを警戒しすぎて前線に人を割けなかった試合運びに難があったからかもしれません。相手に合わせたかのようにミスを多発し、押してはいるものの決定機をまるで作れない状況に、「これが優勝を狙うチームのサッカーかよ…」そう思わず足元が崩れ落ちていくような感覚を味わいます。
後半に入っても悪い流れは変わらず。左サイドの岩倉選手が攻め上がり、右サイドの森本選手に代えサイコを投入。
疲弊の見えてきた新潟相手に、このまま引き分けで終わってしまうのでしょうか…
そう思えた69分。『苦しい時のエース頼み』とはよくぞ言ったもので、まさにその言葉通りうっとこのエースが力技で右角度の無いところからボールを叩き込みようやく1点を奪うことに成功します。
続く76分に庭田選手が中央からミドルを決めて、からくも0−2の勝利。
「あきらめたらそこで試合終了だよ」

14時15分/試合終了
苦しみながらの末掴んだ勝利に選手もサポーターも安堵の表情を浮かべます。
そんな中、挨拶後に一人てこてことゴール裏に近づいてくるチビっ子が一人。
「エリじゃん」
おや、サポーターに向けて何か言っているようですよ?
ふむふむ、今日は…飛鳥の…誕生日だから…みんなでコールしてあげて…ですって。
あらやだ! この子ったらなんて優しい子なんでしょう!
そんなわけで始まった『飛鳥』コールに応えて再び姿を現した窪田選手。
そして選手を呼び出しておいて花束の一つも用意していない不甲斐ないゴール裏に向けて、コールリーダーのトラメガを借りて挨拶をします。
「ありがとうございます…これからも応援よろしくお願いします!」
その丁寧な謝辞、
さては事前に言うことを考えていたな?
15時00分/ビッグスワン出発
課題こそ多く残したものの、前節の惨敗から再び上を向いて立ち上がる為にも必要だった勝ち星を得る事が出来た。
そう、この一勝は誰か一人の力で得た勝利ではない。
みんなの力が一つになったからこそ掴む事が出来た勝利なんだ!!
「一人は皆の為に!」
「皆は一人の為に!!」
17時00分/栄PA
「あ〜腹減ったなじょうじさん! 何か食って帰ろうぜ!」
「そうですね、じゃあ僕はラーメンで」
「またラーメンかよ!」
かくして一日にラーメン3杯を食べる男じょうじさんを迎えてお送りした、今回の『今季無敗伝説』こと『いっしょもっとどっこいしょ』の旅はいかがでしたでしょうか。
「そうそう、浦和に着いたらラーメン食べに行きましょうよ。いつものように二件。」
「いい加減にしろっちゅーねーん!」
おしまい。