弥次郎兵衛と喜多八。二人は愛し合う恋人同士。ヤク中の喜多さんにクスリをやめさせるため、そして二人が幸せになるために、お伊勢参りの旅に出ることを決意する。 お伊勢さん…そこに行けば二人は幸せになれる… こうして…二人の旅は始まるのであった!
「シンナーの香りだ」 静岡特有のシンナーの匂いに我を忘れて暴れだす喜多さん、これでは旅を続けることもままなりません。 「しょうがねぇなあ…おっ、なんでい、こんなところで蹴球の試合をやってるじゃねえか、ちょっと寄っていくとしようぜ」
「よし、ここいらでうぃあーれっずと洒落込もうや」 「今はうぃあーれっずって言わないんだぜ弥次さん…」
ちっこいおっさんのドリブルに苦しめられ先制を許しますが、後半から司キュンが入って流れが変わり、エジのリーグ初ゴールで浦和が逆転勝ちです! 「やったなあ! 喜多さん!…あれ?」
「喜多さんがいねえ…?」 なんてことでしょう! 試合終了後に弥次さんが、ダンマクを撤収している清水サポに「なーに片付けてんだよ! お前らの誇りじゃねーのかよ! 王国浦和! 王国浦和!」などと野次を飛ばしている間に、喜多さんと離れ離れになってしまったではありませんか!
「どこへいっちまんたんだよ…喜多さ―――――――――――――――――――んっ!!!」 果たして二人は無事に伊勢に辿り着いて、幸せを見つけることが出来るのでしょうか? 愛し合う二人の運命や如何に。 つづく